iOSDC Japan 2025に参加しました
2025/9/21
⚠️この記事には、技術の話はありません。
iOSDC Japan 2025に参加しました。
私は、
- 2023: 当日スタッフ(オンライン)
- 2024: 一般参加(オンライン)
- 2025: パンフレット(オフライン)
と3回目のiOSDCでした。# iwillblog
ということで、個人的なまとめを書きます。
パンフレット応募
去年のiOSDC Japan 2024では、ポスターセッションという会場内にポスターを展示するセッションがありました。
私はオンラインでの参加だったのですが、Xを眺めているとyamakenさんのポスターに関するポストをたくさん拝見し、現地で参加者とコミュニケーションを取られている姿が印象的でした。
ぜひyamakenさんのブログも読んでみてください。
その後iOSDCのリキャップイベントでyamakenさんとお話しする機会があり、来年はプロポーザルを出そうと決めネタを考え始めました。
Xでもこんなやり取りもしていました。
ちなみに、yamakenさんは今年もパンフレット記事で参加されています。
SwiftでAndroidアプリを作る興味深い記事なのでぜひ読んでみてください。
2025年6月13日、iOSDC Japan 2025のプロポーザルの募集が始まりました。
ポスターセッションに応募するぞ!!と意気込んでいたのですが…
2025年はトークとパンフレット記事のみで、ポスターセッションがありませんでした。
そこでプロポーザルの内容を考え直し、 アクセシビリティに興味を持っていたことや、
私の書いた「[SwiftUI]アプリのユーザー体験を高めるModifier」という記事の反響が多かったことから、
アクセシビリティ + SwiftUIのModifierについてのパンフレットを書こうと決めプロポーザルを提出しました。
そして、ありがたいことに採択していただきました。
スケジュールとしては下記のような感じでした。
- 6月13日 パンフレット記事募集開始
- 6月24日 募集締め切り
- 6月28日 採択の連絡
- 7月18日 入稿締め切り
プロポーザルを出した時点では、アクセシビリティについての理解が浅かったため、プロポーザルを出してからWWDCのセッションや書籍で学習をしたり、会社や個人のアプリでアクセシビリティの対応をして知見を貯めていきました。
アクセシビリティについて知るほど言葉の定義の広さや、伝えたいことがたくさん出てきて4ページにまとめるのは苦労しました。
採択の連絡が来てからは、文章の作成と規定の執筆フォーマット(4辺の余白や、データ形式のルール)に合わせたレイアウトを開始しました。
固定のレイアウトで執筆した経験がなかったため、周りのエンジニアに相談していくつかの執筆方法があることを知りました。
- iosdc-pamphlet-template
- Keynote
- Adobe InDesign
- Notion等でPDF書き出し
- 手書き
私はKeynoteが使い慣れていたこともあり、Keynoteでの執筆を選択しました。
ある程度形が整ってから、同僚や友人にレビューをしていただき無事に仕上げることができました。
ご協力していただいた皆様ありがとうございました🙏
そして、完成したものがこちらです。
こちらからPDFで読めます。
こちらからフィードバックもお待ちしています。
iOSDC Japan 2025
2025年9月19日、iOSDC Japan 2025が開幕しました🎉
そして、この日はiOSDC Japanの他にもビッグイベントがあります。
iPhone 17シリーズの発売日です。
私も新しいiPhoneを受け取ってから会場に向かいます。
会場は、有明セントラルタワーホール&カンファレンスです。
名札を貰って入場します。
パンフレットに寄稿した場合もスピーカーの名札が貰えます。
技術については触れないブログなので、ここでは特定のセッションなどの話は書きませんが、 3日間で、76個ものトークが発表されています。
どれも興味深いものばかりなのですが、同じ時間帯に複数のトークが行われているため会期中にすべてを見ることはできません。
チケットを購入した人はニコニコ動画のタイムシフト再生を活用したり、チケットを購入していない人でも会期終了後にしばらくしてから公開されるYouTubeでトークを見ることができます。
3日間で多くのセッションやや企画が開催されており、その中でスピーカーや他の参加者とコミュニケーションを取れる機会も多くあります。 ここまで多くのエンジニアと交流ができるのも、大きなカンファレンスにオフラインで参加することの醍醐味でもあります。
個人的にも新しくチャレンジしたい分野を見つけられたり、新しいアプリの案のきっかけをもらえたりと刺激をもらえる3日間でした。
このような素晴らしいイベントに、スピーカーとして参加できたこと大変嬉しく思っています。
カンファレンスの開催に関わっているすべての方々や、交流をしていただいた皆さんありがとうございました。
おわりに
私は今回がはじめて、カンファレンスにスピーカー(パンフレット記事寄稿)として関わった経験でした。
難しそう、大変そうと思っていましたがスピーカーディナーに参加させていただいたり、会期中にスピーカーの名札を見てパンフレット記事の感想を伝えてくださる方もいらっしゃったりと、交流を広げたり普段はできない経験をさせてもらえました。
このブログを読んで、カンファレンスに参加する方や、プロポーザルを出したいと思う方が少しでも増えれば嬉しいです。
iOSDC Japan 2026でもみなさんと交流できることを楽しみにしています。